第5回「プロのレンズが捉えた登戸・出洲海岸」

海の記憶写真館5回目は、出洲海岸です。出洲海岸は現在の千葉港(ちばみなと)あたりで、最も早く埋め立てが始まった地域です。貴重な写真をご提供いただいたのは、千葉市美浜区にお住まいの佐川富蔵(さがわとみぞう)さん。当時出洲海岸近くにお住まいで、お子さんの成長記録として撮っていますが、さすがフォトジャーナリスト。時代の空気感まてしっかり切り取っています。昔日の出洲海岸が浮んでくるような素晴らしい写真の数々、ぜひお楽しみください。

<佐川富蔵氏プロフィール>
千葉市美浜区在住、大正14年生まれ。昭和28年「映画の友社」入社。31年にフリーとなり、芸能・広告などさまざまな分野で今日まで活躍されているフォトジャーナリスト。映画の黄金時代には、石原裕次郎、勝新太郎とも親交があり、石原裕次郎の写真集も出版されています。


登戸海岸/昭和33年頃 バックに見えるのは川鉄の溶鉱炉。春先の海岸風景で「水ぬるむ」というタイトルで展覧会に出品されています。

出洲海岸/昭和33年頃 現在の寒川大橋あたりで、海苔養殖の網洗い風景。



登戸海岸/昭和33年頃 神明町登戸海岸。


登戸海岸/昭和33年頃 神明町登戸海岸。プールではなく海です。


出洲海岸の土手の後ろから撮った写真。

出洲海岸/昭和33年頃 バックは川鉄のスクラップ荷上げ場、海苔養殖網洗い風景。
 

登戸海岸/昭和33年頃 神明町登戸海岸。納涼台。

登戸海岸/昭和33年頃 神明町登戸海岸。納涼台。
 

黒砂海岸 潮干狩り。

黒砂海岸 潮干狩り。
 
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